工房から
7月25日から六本木のShonandai Galleryで 個展が始まります。
目下、製作中です。写真の作品は10枚組になります。
今回、小さなパネルをつなげた組作品を制作することにしたのは、経典や絵巻物を切り分けて掛け軸にした「断簡」から着想しています。
同じく、長い状態からこま切れになった形として、江戸時代の小袖類が切れ切れになった「打ち敷」というものを目にします。「打ち敷」は、古くなった小袖類を切り分けて、仏教寺院に寄付したものだと耳にしました。もっと調べて見たいと思うものの一つです。